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フルートのお取り扱いについて

2018.10.25フルート組み立て方未分類

フルートは主に金属製の楽器が使われますが、
天然の素材を使用しているパーツも多く、取り扱いには十分注意が必要です。
お使いになる前にどういった点に注意すべきか、順を追ってご説明いたします。

マイ楽器をお持ちの方も、そうでない方も、楽器は正しく・丁寧に扱ってくださいね!

 

組み立てと分解

持ち方のコツ

木管楽器のキイは細かく調整をされています。
出来れば、組み立ての際はキイのついていないエリアを「つまむ」ように持てると良いです。

ちょうどエンブレムが刻印されているあたりです。

また、頭部管のリッププレートや足部管のキイは、強く握ると故障の原因になります。

 

 

組み立てる前に

金属製フルートの頭部管・足部管のジョイント部は、金属と金属が擦れ合うデリケートな部分です。
演奏中に抜けてしまわないよう、きっちり密着する部分なので、
ホコリなどの小さな異物が挟まってしまうと、それがきっかけで金属の表面にキズが出来てしまいます

キズが新たなキズを招き、表面がザグザグに…。
やがてジョイントが抜けなくなってしまうこともあります。
特に屋外で演奏する時は、砂埃がジョイント部分に挟まらないよう注意が必要です!


キズを防ぐためには、ジョイント部分の内側と外側を乾いた布で拭いてから組み立てるのがポイント!
この時、近くにあるキィに布が擦れるとタンポが破れてしまう事がありますので、注意してくださいね。

 

組み立てのポイント

金属で丈夫そうなフルートですが、ジョイント部分は意外と管厚が薄く
簡単に歪んでしまう事があります。
組み立て・分解の際には、必ずまっすぐ入れる!を意識してみてください。

万が一抜けなくなってしまったら、お早めにリペアセンターへお持ち込みください。
無理に抜こうとすると大変危険です!

 

練習中の注意事項

練習の合間や、楽器を持って移動する際、キイを握りしめないよう注意してください!

キイのメカニズムは非常に複雑です。
手にかいた汗が入り込んでしまうと、キイの動きが悪くなることがあります。

これは、キイの中にあるネジやパイプがサビついたり、汗とオイルが混ざり酸化して起きるトラブルです。
乾いたクロスに包むようにして持つなど、直接握らないように気を付けてください!

トラブルが起きてからオイルをさしてもあまり改善されませんので、お早めにリペアセンターへお持ち込みください。

 

管内の水分をとる!

管楽器の内側は結露ですぐに水分がたまってしまいます。
そのままにしているとタンポの劣化を早めたり色々なトラブルの原因になるので、
練習中もこまめに水分をとりのぞきましょう。


クリーニングロッドにガーゼを巻いて管の中に通して水分をとります。
この時、ガーゼはキツめに巻いて頭部管側から差し込むのがポイント!

ガーゼがゆるかったり、必要以上に押し込んでしまうと、
管の中で引っかかり、抜けなくなってしまうことがあります。

特にピッコロは、全オーケストラ楽器の中で唯一「出口の方が狭い」という特徴があります。
無理に引っ張ると、木製の管体が割れてしまうこともあるので要注意です!

 

楽器から離れる際は

練習中などに席を離れる時、楽器を組み立てたままイスなどの上に寝かせてあると危険です。
スカートなどが引っかかって床に落下したり、うっかり「座って」しまったり…などなど
色々なトラブルが考えられますのでご注意ください!
できればその都度ケースにしまいましょう。

 

片付けるときの注意点

クロスで拭くときのポイント

練習が終わって楽器をケースにしまう際は、
乾いたクロスで優しく拭いてからしまってあげてください。
こうすることで楽器に付いた指紋や脂分・汚れをとることが出来ます。

この時、クロスがタンポやフェルトを擦ってしまわないように注意してください!

タンポが破れてしまったり、フェルトがとれてしまう原因になります。
破れたタンポは交換が必要になりますので、もったいないですよ!

楽器本体は長手方向に、キイは円周方向にそうように拭いてあげるのがポイントです!
キイを長手方向にふくと、メカニックのガタをふやしてしまうことがあります。

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