新商品ヤマハ カスタムトランペット YTRー8330EM・YTR-8335LA(S) 入荷のご案内とレビュー!
全国のトランぺッターのみなさん、お待たせしました・・・!
10月29日に発売しました、
新商品 ヤマハ カスタムトランペット
YTR-8330EMとYTR-8335LA(S)
セントラル楽器に入荷してます!!
ではそれぞれご紹介していきます!Let’s Go~♪
【YTR-8330EM ”エリック・ミヤシロ氏シグネチャーモデル”】
世界的なリードトランぺッター エリック・ミヤシロ氏監修のEMモデルが、17年ぶりにモデルチェンジ!
キーワードは『バランス』
今回は当初のモデルから17年間蓄積されたノウハウを元に、
もっと楽に演奏でき、あらゆるジャンルに対応できるバランスのとれたニュートラルな音になるよう開発されました。
そのためにパーツ一つ一つを見直し、吹奏感の最適化とコントロール性がより良いモデルとなりました。
◆主な仕様変更箇所
①新設計のバルブケーシング
トランペットの心臓部ともいわれるバルブケーシングの支柱台座と位置を変更
②新設計のリードパイプとレシーバー
形と位置を変更
③フォスファーブロンズ製パーツの採用
ボトムキャップとストッパーネジをフォスファーブロンズ製に変更
(いまヤマハさん注目の新素材だそうです!)
⇒フォスファーブロンズとは・・・?
リン青銅(銅 92%、スズ 7%、リン 1%)
④ボアサイズの変更
マルチボアからステップボアへと変更。
⇒ステップボアとは・・・?
主管抜差管がLボア、抜差管はMLボア、ピストンはMボア
1~3番どのピストンの組み合わせ、開放の場合でも、スムーズで一定の吹奏感が得られるそうです!
以上をまとめた表がこちら↓↓↓↓↓↓
~EM 新旧仕様比較表~ (メーカーより)
NEW YTR-8330EM | YTR-8340EM | ||
ベル | 新規彫刻 | ― | |
バルブケーシング | 新設計 二体式 | 二体式 | |
ボアサイズ | ステップボア(ML) | マルチボア | |
リードパイプ | 新設計 EMオリジナル | EMオリジナル | |
マウスピースレシーバー | 新設計 レシーバー | ― | |
主管支柱 | 1本(新形状 オリジナル) | 1本(オリジナル) | |
ピストンパッド/キャップパッド | Xeno Artist model | ― | |
ボトムキャップ | フォスファーブロンズ製 | 真鍮製 | |
第1抜差管 | カニ目あり | カニ目なし | |
第3抜差管ストッパーネジ | フォスファーブロンズ製 | 洋白製 | |
付属品(マウスピース) | TR-EM1-MK2 | TRーEM1 |
【YTR-8335LA(S) ”ウェイン・バージェロン氏シグネチャーモデル”】
様々なジャンルで活躍している、世界最高峰のトランペット奏者 ウェイン・バージェロン氏が開発協力し、2006年に誕生したYTR-8335LA(S)が第2世代としてバージョンアップ!
バージェロン氏の理想とする、より効率的に吹け、どんな多様なジャンルの演奏シーンにおいても存在感のある音色を追求したモデルになりました。
今回はラッカー仕上げでご紹介しておりますが、
LAモデルはラッカーとシルバーの2ラインナップとなっております。
シルバーは12月末頃に入荷予定です。
◆主な仕様変更箇所
①新設計のバルブケーシング
②フォスファーブロンズ製パーツの採用
LAには(EMよりも)ヘビーウェイトのフォスファーブロンズ製ボトムキャップを使用。
③Xeno Artist modelのパーツを採用
Xeno Artist modelで使用されているウォーターキー、ピストンパッド、キャップパッドを初めてカスタムモデルへ採用しました。
以上をまとめた表がこちら↓↓↓↓↓↓
~LA 新旧仕様変更表~ (メーカーより)
NEW YTR-8335LA(S) | 現行 YTR-8335LA(S) | ||
ベル | 新規彫刻 | ー | |
バルブケーシング | 新設計 二体式 | 二体式 | |
主管抜差ウォーターキイ | Xeno Artist model | ー | |
ピストンパッド/キャップパッド | Xeno Artist model | ー | |
バルブボタン | Custom JAZZ 第2世代 | Custom JAZZ 第1世代 | |
ピストンキャップ | Custom JAZZ 第2世代 | Custom JAZZ 第1世代 | |
ボトムキャップ | フォスファーブロンズ製(ヘビー) | 真鍮製 | |
第3抜差管ストッパーネジ | Custom JAZZ 第2世代 | ー |
★そしてなんと今回は・・・
ビックバンドやジャズバンド、スタジオワークをはじめ、あらゆるジャンルでご活躍されている
YAMAHA Z ARTISTの清水康弘先生に試奏していただきました!!
【YTR-8330EM】
以前のタイプよりも音色がふくよかになり、中低音の倍音も増え、息の入り(吹奏感)がスムーズになりました。
また、高音から低音域までバランスよく鳴ってくれます。
⇓ (ベル銅輪部分がNYS・CHSと同様のタイプのものに変わっている影響が大きいかと思います。)
決して”特殊なモデル”ではなく、ジャンルやフレーズを問わないニュートラルな楽器なので、
ぜひ中高生のみなさんも一度吹いてみることをオススメします。
【YTR-8335LA】
EMと比較すると音色も吹奏感もより重厚感があり、しっかりとした印象。
フォスファーブロンズ製のキャップにしたことにより、音色にやわらかさが増し、
中音域の豊かな倍音が鳴るようになっています。
今回はラッカー仕上げを試奏しましたが、銀メッキはより吹奏楽等のジャンルで活躍できる楽器だと思います。
EMモデル・LAモデルどちらも吹く方の好みで選ぶと良いと思います。
清水康弘 先生 プロフィール
「Brass Plus」のリーダーとして活躍後、アーティストのサポートやTVCM・映画音楽などのレコーディングに多数参加。 社会音楽(ビッグバンド)団体「横濱音泉倶楽部」代表。 |
最後に、、、YTR-8335LA・8330EMを比較した表がこちら ⇓
★YTR-8335LA / 8330EM 仕様比較 (メーカーより)
YTR-8335LA(S) | YTR-8330EM | ||
スタイル | ミディアムウェイト | ライトウェイト | |
ボアサイズ | ML | ステップボア(ML) | |
ベル | 直径 | 127mm(5”) | 134.4mm(5-1/4”) |
テーパー | Aベル |
||
素材 | イエローブラス / 一枚取り |
||
フレンチビード |
|||
サイドシーム |
|||
リードパイプ | LAオリジナル | EMオリジナル | |
主管 | 抜差管 | トラディショナル | リバース式 |
支柱 | 1本 | 1本(オリジナル) | |
ウォーターキー
コルク |
ラバーコルク | ゴム | |
ボトムキャップ | フォスファーブロンズ製
(ヘビー) |
フォスファーブロンズ製 | |
第3抜差管ストッパーネジ | 洋白製 | フォスファーブロンズ製 | |
付属品(マウスピース) | TR-14B4 | TR-EM1-MK2 |
スタッフも実際に試奏してみましたが、
8330EMはバランスよく軽い吹奏感とニュートラルで吹きやすく、
(比較すると)8335LAはしっかりとした吹奏感でより深みのある音色が印象的でした。
奏者によっても好き好みが出てくるかと思うのでそれぞれ吹き比べてみるとおもしろいかと思います!
以前のモデルをご存じの方も、まだ試したことがない方もぜひ先入観なく一度試してみてください!
試奏のご予約お待ちしております☆彡
(※試奏に関するご案内は予約優先とさせていただきます。)
遠方の方や、ご来店が難しい方でもオンラインショップでのご購入が可能です!