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ALTOSAXOPHONE SELMERシュプレーム‟Modèle 2022″のご案内

2022.08.11サックスショップ

セントラル楽器、ブログをご覧の皆さん。

多くの方がブログで紹介している楽器ですが、できるだけ細かい部分もご案内していきたいと思う金子です。今回も画像をたくさんご用意しております。

2022年の春に限定販売されたSELMER アルトサックス 「シュプレーム‟Modèle 2022″」。

1922年にセルマー・パリ社初となるサクソフォン‟Modèle 22″の誕生から100周年を記念してつくられたこの楽器は、構成する641のパーツにちなんで、641本の限定生産モデルとなります。
音色はもちろん、美を追求し、革新的・創造的ともいえるデザインが特徴のSELMER シュプレーム‟Modèle 2022″。

まずは、2021年に発売された通常ラインナップの「シュプレーム」と、2022年限定モデル「シュプレーム‟Modèle 2022″」のメカニズムをご案内します。※画像は、「シュプレーム‟Modèle 2022″」です。

【メカニズム】

 

オクターブキーシステム

軽快な操作性を実現するため、特殊加工を施しています。キイの連結部分にローラーを取り入れられスムーズな動きになりました。

C#補正システム

システムを見なおし、トーンホールがインラインになりました。C#の音程が向上しました。

左手テーブルキー 設計が見直され、操作性が向上しました。よりスムーズなフィンガリングになり、左手小指の嫌なストレスを追っ払ってくれます!

ネックレシーバー 3方向から均等に締められるように改良されました。

ソケットリング こちらのソケットリングは、回転させることが可能で好みの吹奏感・音色を選ぶことができます。真ん中の画像のようにすると伸びやかなサウンド。右側に回転させるとマットなサウンドに。
試奏したスタッフも、音色を聞いた私も真ん中が好みです。

サイドキー 形状、位置、高さを見直し、操作性がスムーズになりました。

新形状の連結アーム ダイレクトに反応し、細やかな調整が可能です。

Side-F#パールキー 自然で最適化された位置へ変更されました。

新設計のベル、新設計のネック バランスが考えられたベル・ネックです。

 

その他 人間工学に基づいたメカニズム

・楽器の重心を変えたことにより、各パーツの形状や位置などが最適化。

・トーンホールの直径や位置を変更。
・自然な指の位置を見直し、左手パールキーの高さを再調整。
・キーの連結部分にローラーを取り入れることによって、スムーズなフィンガリングをサポート。

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ここからは、通常ラインナップの「シュプレーム(ダークゴールドラッカー仕上げ)」と、2022年に限定モデルとして発売された「シュプレーム‟Modèle 2022″」を比べてご案内いたします。

■仕上げ

通常ラインナップのシュプレームは、ダークゴールドラッカー仕上げに対し、‟Modèle 2022″はマット仕上げのゴールドラッカーのボディ、マットブラックを基調にした、キーガード、オクターブキー、パッド、パールという激渋で印象的なデザインです。わずか数ミクロンの素材の違いで、音色・吹き心地に変化を与えます。楽器愛好家の中では、この素材や仕上げで会話がはずみ、楽しめますね。

 

■ネック どちらも新設計のネックです。

‟Modèle 2022″

マット仕上げゴールドラッカーのボディ・マットブラッククローム仕上げのオクターブキー。

通常ラインナップ

ダークゴールドラッカー仕上げ

 

■ネックレシーバ―・ソケットリング

ネックレシーバーには2022限定モデルのみに製造番号が刻印されています。

‟Modèle 2022″ 洋白製のソケットリング、真鍮製のスクリューを金メッキ仕上げに!

通常ラインナップ 洋白製のラッカー仕上げのソケットリング、真鍮製のスクリュー。

 

■サムレスト・サムフック 

通常ラインナップは、ダークゴールドラッカー仕上げですが、‟Modèle 2022″は、金メッキ仕上げです!響きをより深めてくれます。

※画像は、‟Modèle 2022″です。

 

 

 

■指貝

‟Modèle 2022″は、ブラックパールキーです。マットな仕上げの管体からのブラックパールは、大人の渋さが際立ちます。

通常ラインナップは、白蝶貝(ホワイト)です。

 

 

■3点支柱 ボディ トゥ ベルリング

  

通常ラインナップ ダークゴールドラッカー仕上げ 

‟Modèle 2022″ 金メッキ仕上げの‟Modèle 2022″限定デザイン

中央にはSELMERの象徴でもある”S”が入ったグラナディラ材のメダリオンがはめ込まれています。

このデザインは、1920年代のマイクをイメージしてデザインされているそうです。マイクと音楽は結びつくけど、デザインまでひらめくとはすごい…。マイクのように響く、マイクに向かって音を奏でる。という願いを込めて作られたのでしょう。デザインだけでなく、金メッキ仕上げにして音色にとことんこだわっているのが素敵です。

 

■キーガード

 

通常ラインナップは、ダークゴールドラッカー仕上げ

‟Modèle 2022″は、マットブラッククローム仕上げ

ブラックにすることで、このモデルがより優美なデザインで魅了されます。

 

 

■レザーパッド / レゾネーター

通常ラインナップ レザーパッド

 

‟Modèle 2022″ ブラックレザーパッド / マットダークゴールドラッカー仕上げの波型レゾネーター

この仕様には驚きました。ここまでブラックやマットにこだわり、音の効果が大きく変化するであろうこの形のレゾネーター。波型というか真ん中に膨らみがあります。

 

こちらの画像は、ライトで照らしてみた‟Modèle 2022″の画像です。できることなら、分解してお見せしたいくらいです。

 

 

■彫刻

‟Modèle 2022″はこちら。

1920年代、二つの大戦のはざまで芸術想像力に対する渇望に満ちた時代で、芸術のパリの街を祝福と共に力強く描きだされたデザイン。曲線的なアール・ヌーヴォーと、直線的で幾何学模様をモチーフにしたアール・デコの合流点ともいわれる狂騒の1920年代のパリ時代を表現しました。

 

 

通常ラインナップはこちら。

植物や金属分子(キューブ)のイメージを混合したデザイン。物事の流れ、速さ、生命を表し、背景の円は惑星・宇宙空間をイメージされています。

 

どちらも優美なデザインの彫刻。描かれたイメージが壮大過ぎて、もはやアートです。美術館のようだ。

 

■マウスピース
どちらも、SELMER コンセプト マウスピース

 

■キャップ・リガチャー
通常ラインナップ ダークゴールドラッカー仕上げ
‟Modèle 2022″ マットブラッククローム仕上げ

 

■シュプレーム 専用ケース

コンパクトで快適に背負えるシュプレーム独自のデザイン。‟Modèle 2022″はファスナー付近にイエローのラインが入り、アクセサリ入れがデザインされています。

 

■アクセサリー

‟Modèle 2022″は、グラナディラ製プラグ‟Modèle 2022″刻印入り。こういう、細かいアクセサリーにもこだわってくれるのが素敵ですね。スワブやクロスはそれぞれの彫刻がデザインされています。

 

■サウンド Saxを担当しているスタッフ(藤井・加山)の感想

「高音域から低音域まで気持ちよく吹け、音の反応が断然早く感じました。これは、トーンホールや、キイシステムが大きく変化したシュプレームの設計だからこそだと思います。また、ppやpのコントロールがしやすく、のびやかな音を奏でられます。繊細なppのフレーズは、音が細くなり、縮こまった演奏になりがちですが、これなら怖くない!今まで以上に、のびのびと優雅に演奏できるはずです。」

 

ほぼ初心者の私(金子)が吹くと、どうしても低音が裏返り、喉を開けてやっとこ最低音がでる…という状態ですが、シュプレームは違いました。あれっ?今、最低音まで吹いた??と感じられるほど、コントロールしやすく、スムーズに吹けました。

 

■サウンドの比較

通常ラインナップ (ダークゴールドラッカー仕上げ)

音にまとまりがあり、一音一音の粒がそろっているように感じます。それでいて音の立ち上がりは反応が良く、音飛びも良い、遠くまでよく通る響きをもつ印象でした。

‟Modèle 2022″

マットな仕上げのため、渋くしゃがれた音や、音を濁した奏法をしたい人向きかと思いましたが、私の偏見でそんなことはありませんでした。あらゆるジャンルの奏者に柔軟に対応できるサウンドを持つモデルです。

通常ラインナップのダークゴールドラッカー仕上げに比べると、マット仕上げという事もあり、音の広がりは抑えられていますが、豊かな倍音があり、しっかりした響きとふくよかさがあります。

高音域が金属的で鋭く耳に響くような音になりやすいですが、角やトゲが立ちすぎず心地良いサウンドです。またppのときに格別の柔らかさが発揮されます。マット仕上げで、この音の立ち上がりや音色の響きは、この波型レゾネーターや金メッキ仕上げのパーツが大きなポイントとしてあるのでは?と思いました。

 

100年の歴史を祝福するモデルとして誕生したシュプレーム‟Modèle 2022″。これまでにない操作性の高さは、新たな音楽の可能性を広げ、その作り上げた音楽は多くの聴衆を魅了することでしょう。

今まで、セルマーに触れてこなかった方や、買い変えを考えている方におすすめの楽器です。

余談ですが、セルマーⅡやⅢの、下取りは中古楽器担当者としては、大歓迎でございます。(あッ!楽器の状態にもよりますよ!)

結局は個人の好みになり、ご自身で楽しんで選んでほしいです。迷うのも楽しいひと時です。

私としては比べられるものや、紹介できる楽器は皆さんに少しでも多くご案内していきたいと思います。そのためには、時間がほしい…。

 

ご来店のお客様に限りますが、選定できるのは今だけです!

アルトサックス セルマー シュプレーム のオンラインショップはこちら。

アルトサックス セルマー シュプレーム‟Modèle 2022″のオンラインショップはこちら。

お早めにご予約・お問い合わせください。

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★引き続き、新型コロナウイルス感染症の感染拡大リスク低減のため、ご試奏を希望される場合は、ご予約制とさせていただいております。ご協力お願いいたします。

 

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