新商品紹介: クルトワ「CREATION AC422 “Paris”」
新商品のお知らせ!
こんにちは。セントラル楽器の鈴木です。
外出もままならない状況が続いていますね…。こんなときだからこそ、皆様にご自宅でも楽しんでいただけるよう、いろいろな情報を発信してまいりますので、当店のブログも定期的に覗いてみてください!
さて、今回のブログはこちら!
新商品トロンボーン、アントワンヌ・クルトワの「CREATION AC422 “Paris”」が当店に入荷しました。
この楽器は、フランストロンボーン界の巨匠”ミシェル・ベッケ”と、次世代を担う若き天才”ファブリス・ミリシェー”、そしてドイツに拠点を置く楽器開発チームの綿密なコラボレーションにより誕生したプロフェッショナルモデルです。
このモデルの特徴は
1.独自に開発した「ICON ™ バルブ」導入による、レスポンスの向上と安定した吹奏感
~クラリネットで流行りの『ICON』のバルブが投入されました。
形状は普通のロータリーですが、直径が大きく厚みが薄いのでレスポンスが向上との事です。
2.支柱やはんだ付けされた部分を減らしたことによって得た、かつてない豊かな響き
~F管と本体との支柱は“AC”の一か所です。今の流行りですね~
そして当店入荷モデルは…
な、なんと『スターリングシルバーベル!!!』
憧れのスタシルですよ!
スタンドに立てて1日鑑賞できちゃうくらい美しいです。
【今回入荷したモデルの仕様】
AC422 MBOST
・ボア内径:13.89mm
・スターリングシルバーベル
・ベル直径:215mm(8.46”)
・ICON ™ バルブ
・ライトウェイトスライド
・リードパイプ:スターリングシルバー
税込定価 ¥880,000- → ASK!!
さっそく吹いてみました。
①スライド~持ちやすい~~~~~。
エルゴノミックスライド搭載です。持ち手の形に沿ってグリップが曲がっているのです。
ナロースライドでよく手のお肉を挟ませてしまう筆者の手には救世主ですね。
②シルバーなのに軽い~。
確かにシルバーベルは重いです。吹き心地も重さも…。このモデルはバランスよく絶妙な重さです(音も実荷重も)
筆者は銀ベルについて前から「憧れだけど全体力を使って吹くような楽器なんだよな~」って抵抗感があったのですが、その印象が変わりそうです。
③B♭/Fの切り替えのレスポンスがバランス良し~
トラディショナルロータリーの形をしているのに抜けがいいんです。しかもセイヤーバルブやハグマンバルブにありがちな『(息が)抜けすぎる感』がないんです。
今の流行りでしょうか、Bachの42BOFも似た抵抗感な気がします。
④銀ベルの響き
一言で『良い…』です。文字ではなかなか表現できないのですが、支柱が少ないからなのでしょうか、ベルが鳴っているって感じが吹いてて分かるんですよ。
以上の4点が感想ですね。今流行りにのりつつ、クルトワの音色の良さを存分に発揮したモデルとなっているようです。
このご時世でなかなかお出かけするのも憚れますが、トロンボーンは家でも吹けます(サイレントブラスやプラクティスミュートを使用すればw)
ぜひお試しあれ。
おまけ。