JINBAO ファゴット JBBAS-800KC-Specialのご案内
低価格ながら本格的なサウンドと優れたレスポンスでご好評をいただいている中国 ジンバオ社のファゴット
JBBAS-595C
今回はランクアップモデル
JBBAS-800KC-Special
をご紹介させていただきます。
595Cに比べて、より上級者仕様となっております。
楽器のスペックは、もちろん大事ではございますが、やはり重要なのは音。
まずは現地で検品と選定を行っている、天津ジュリア―ド音楽院 ファゴット科教授の小山昭雄先生のご試奏動画をご覧ください。
以下、楽器のスペックのご案内です。
ベースモデルは595Cですので、基本的な構造、付属品は同じです。下記で細かな違いを解説していますが
「まずはジンバオのファゴット自体の詳細を知りたい」という方は以前の紹介ブログをまずご一読ください。↓
595Cと800KC-Specialの違い
★キーの仕上げをニッケル→銀メッキに変更
一番変化を感じるポイントはここです。595Cのしっかりとした音色に華やかさがプラスされ、演奏者本人も聞いている人も違いをすぐに実感する事が可能かと存じます。
595C | 800KC-Special |
★キーの形状変更
595C | 800KC-Special |
595Cのキーは画像のように大きめな設計ですので、ファゴットに不慣れな方は親指が迷子になっても、
とりあえずキーに触れることは出来る…というメリットがありました。
しかし、裏を返せば、ファゴットにある程度慣れている方からすれば、
思わぬところにキーがある事になり「無意識に押していた」という状態が発生するというリスクもありました。
今回の800KC-Specialは、一般的なファゴットのキーの形状に近くなっていますので他社からの移行もスムーズかと思います。
★ローラー増設
595C | 800KC-Special |
可動域が大きく、滑らせる操作が頻発するキーにローラーを増設しました。
★Cプレートを増設
595C | 800KC-Special |
595Cはキーのレイアウト上の問題で搭載できなかったであろうCプレートをこちらの800KC-Specialは搭載。低音域をフルで活用する吹奏楽曲等では、これがないとしんどい場合もあると思うのであると安心な装備です。
595Cと同様に、音楽の聖地、ヨーロッパのドイツで長年奏者として活躍し、中国に新設された天津ジュリアード音楽院 ファゴット科の教授としてご活躍されている小山 昭雄 先生 が本国の工場にてご選定されたものです。
金額は税込66万円と595Cよりも少し高くなりますが、ハイEキー、バランサー標準装備でこの金額となると、近年の他メーカーの楽器価格の値上がりを考慮するとまだまだ安価で手に入る部類かと存じます。
ご検討いただけますと幸いです。
※画像は可能な限り最新のものになるよう努めておりますが、メーカーの仕様変更等により掲載中の個体と現行品の外観・仕様・付属品が異なる場合がございます。予めご了承ください。
セントラル楽器では、試奏に関してのご案内はご予約優先とさせていただいております。
遠方にお住まい、外出が困難な状況などの場合は、お電話やメールでお問い合わせいただければ、可能な限りご説明をさせていただきます。
楽器に関して気になる点がございましたらお気軽にお問い合わせください。
担当:セントラルBEE 野村