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お手入れ★マスター!【トロンボーン編】

2021.02.14トロンボーンリペア

こんにちは!セントラル楽器修理部の明樂(あきら)です。

 

トロンボーン吹きのみなさん、毎日のお手入れはしっかりできていますか?

「毎日のお手入れって何をすればいいの?」

そんな疑問に、日々楽器に触れている修理部スタッフがお答えします!

ということで…。

あなたも!?お手入れ★マスター【トロンボーン編】

をお届けします!

 

 

 

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目次

演奏前のお手入れ

演奏後のお手入れ

定期メンテナンスについて

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演奏前のお手入れ

 スライドの汚れを取る

まずはスライドの中の汚れを取り除きます。

専用のクリーニングロッドを使用し、アウタースライドの内側についた汚れや水分を取り除きましょう。

スライドはとても長い管なので、スワブやガーゼが管の中に詰まらないように要注意!

クリーニングロッドを使う時は、先端が出ないように注意してガーゼを巻いてください。

ガーゼが巻かれていない状態のままロッドを使うと、スライドの先端部に凸が出来てしまします…。

 

 

スライドオイルを注す

インナースライドの先端のストッキング(太い部分)に1周スライドオイルを塗り、ウォータースプレーで水分を吹きつけます。

最後に何度かスライドを動かしてオイルを馴染ませます。

 

★スライドオイルについて詳しく知りたい方はこちらもチェック★

 

 

ロータリーオイルを注す

レシーバー(スライドの差し込み口)側からロータリーバルブに2~3滴注し、レバーを何度か押して馴染ませます。

レシーバーに付いたオイルは必ず拭き取りましょう。

ロータリーオイルは抜差管を抜いて抜差管側から注しても問題ありません。

その際はロータリーオイルにグリスや汚れが混ざらないように注意しましょう。

専用のノズルがついていると注しやすいので活用してみてください。

 

★ロータリーオイルについて詳しく知りたい方はこちらもチェック★

 

 

管体とスライドを組み立てる

まずはスライドストッパー(スライドが落ちないように引っ掛けるくるくるまわるアレ)がしっかりかかっているかを確認してください。余計な事故は未然に防ぐ!

管体とスライドのジョイント部の汚れを綺麗なガーゼで拭き取ります。

管体を左手、スライドを右手に持ち、180度に開いた状態で差し込みます。

管体とスライドを互いに押し込みながら好みの角度までひねって組み立て、最後にネジをしめます。

スライドは必ず支柱を持つようにしましょう。真ん中などを持ってしまうとスライドの動きが悪くなる場合があります。

 

 

演奏後のお手入れ

まずは水抜きと分解!

演奏や練習が終わったらまずはウォーターキイを押しながら息を入れて水を抜きます。

水を抜き終えたら楽器を分解します。

F管抜差管はロータリーレバーを押しながら抜いてください。

主管(チューニング管)は何も押さずに抜いて大丈夫です。

抜差管をすべて抜き終えたら最後にスライドを抜きます。

抜いた抜差管やスライドは安全な場所に置きましょう。

落としてしまうと歪みやへこみができて動きが悪くなる場合があります。

 

 

スワブを通す

スライドと抜差管にそれぞれ専用のクリーニングスワブを通します。

スワブはしっかりと広げ、しわや結び目がない状態使用しましょう。

スワブは急いで通したり無理に通すと、管内に詰まってしまうことがあります。

必ず広げるゆっくり通す止まった場合は引き戻す。この3つを徹底してください。

もし、スワブが詰まってしまった時は【絶対に自分では何もせず】すぐに修理に持ち込んでくださいね。

無理に引っ張ったり押し込んだりするとより抜けなくなってしまいます…。

 

 

スライド・抜差管のお掃除

分解した後、スライドや抜差管についているグリスやオイル、水分を綺麗なガーゼで拭き取ります。

汚れたガーゼは使用しないでください。金属の表面にキズが入ると動きが悪くなる場合があります

スライドや抜差管の内側は、綺麗なガーゼを巻いたクリーニングロッドを差し込んで汚れを拭き取ります。

インナースライド・アウタースライドともにお忘れなく!

スライド内に水分や汚れが残っていることが多いのでしっかりと拭き取りましょう。

インナーを拭き上げたら、ごみやほこりが付く前にアウターに入れてください。

ごみやほこりがついてしまうと、スライドの動きが悪くなったり、スライドを動かしたときに雑音がする、といった症状につながるので注意!

 

 

スライドグリスを塗る

抜差管にはスライドグリスを塗ります。

抜差管にスライドグリスを塗ってから真っ直ぐ管体に戻し、数回動かしてグリスを馴染ます。

ポイントは抜差管全体にグリスが行き渡ること。ただし、はみ出たグリス必ず拭き取ってくださいね。

グリスを塗ってみても抜差管がゆるかったりきつかったりする場合は早急に修理に持ち込んでください。

 

 

ロータリーオイルを注す

注し方、注意点は演奏前と同じです。慎重に!

 

 

スピンドルオイルを注す

 

ロータリーキャップを外し、ロータリーのまわる部分にオイルを注します。

反対側の軸にも同様に注します。

最後にレバーを何度か押して馴染ませます。

はみ出たオイル必ず拭き取ってください。   

 

 

ボールジョイントの楽器は…

ロータリーとレバーをつなぐウデの結合部がボールジョイント式(金属製)のものは、ネジのすき間にもオイルを注し、レバーを何度か押して馴染ませます。

はみ出たオイル必ず拭き取りましょう。

 

 

レバーオイルを注す

ロータリーレバーの軸のすき間へ1滴注し、レバーを何度か押して馴染ませます。

はみ出たオイル必ず拭き取りましょう。

こちらは月に一度程度の頻度で行ってください。

 

★オイル・グリスについて詳しく知りたい方はこちらもチェック★

 

 

仕上げは表面の拭き上げ!

綺麗なポリシングクロスで楽器の表面の指紋や汚れを拭き取ります。

また、クロスがレバー等に引っかからないように注意しましょう。

 

 

基本のお手入れはなんとこれだけ!これなら毎日でも頑張れそうですよね♩

 

 

 

定期メンテナンスについて

楽器はどれだけ丁寧に扱っていても使用していくうちに変化します。

毎日のお手入れは自分でできても、スライド調整やパーツ交換を行うには専門的な知識が必要です。

そのため当店では、金管楽器は半年~1年に1度程度の頻度で、楽器店でのメンテナンスをおすすめしています。

とはいえ、まずは自分の楽器がどんな状態なのか知りたいですよね。

当店は修理のお見積もりは無料で実施しておりますので、お気軽にご相談ください。

 

★お問い合わせフォームはこちら

 

 

 

いかがでしたか?

毎日のお手入れがしっかりできていると気持ちよく楽器が使用できます。

今までトロンボーンを吹いてきたあなたも、これからトロンボーンを始めるあなたも、ぜひこの記事を参考に毎日のお手入れに取り組んでみてくださいね♩

これであなたもお手入れ★マスター!

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