新入部員必見!!サックスってなんだろな~〈Vol.1〉
皆さんこんにちは!
加山です。
今年も新学期の季節がやってきました🌸
今回はサックスがどんな楽器なのかお話していきます。
吹奏楽部に入ろうか迷っている方や
なにか楽器をはじめようと考えている方にはもちろんですが、
部活でサックスになったけど、よく知らないんですけど?
とか
なんとなくサックス吹いてるけど、よく知らないんですけど?
とか
楽器購入を検討しているけど、よく知らないんですけど?
という方も是非読んでみてください🎷🎷
少しでもお役に立てればいいなぁと思いながら執筆しますがんばります!!
・・・と
「なんだアノ楽器!?音も形もかっこいい!!」
という気持ちからはじめる人が多いのではないでしょうか?
私も中学校の入学式で聴いたサックスのソロに感激して「あの楽器やりたい!」と思いました(*‘∀‘)
そんなステキなフォルムのこの楽器、
さっくすさっくす呼ばれていますが、本名はサクソフォーンまたはサクソフォン、サキソフォン。
『サックス』とは略称なのです。
1840年代にベルギーの楽器発明家であるアドルフ・サックスさんが発明し、
彼の名前を取ってサクソフォンと名づけられました。
サックス/Saxさんが作った + フォン/音 = サクソフォン/Saxophone
ということでしょう!
そんなサックスさんが作った楽器、サクソフォンは
「木管楽器と金管楽器のそれぞれの良いところを合体させてみよう!」
と考えられてできた楽器です。
木管楽器といえばわかりやすいのはクラリネット、
金管楽器はトランペットが代表的です。
クラリネット + トランペット = サクソフォン
こんなイメージですねw
クラリネットのように細かい動きもできれば
トランペットのように華のある大きな音も出せちゃう。
それがサクソフォンです!
写真を見てみると、管体が金属なので金管楽器かと思っちゃいますが、
クラリネットと同じく、リード(木製のパーツ)を用いて音を出すことから木管楽器に分類されています。
※リードについては〈Vol.2〉を見てね。
まさに、木管と金管が融合した楽器
と言えるのではないでしょうか?!
これを発明したサックスさんは偉大すぎですね!
実際に吹奏楽では、木管と金管でバラバラになりがちな音色を溶け合わせる、架け橋的な役割を担っています!
その反面、ステキな音色でソロもこなしますし、
ジャズにもポップスにもオールジャンル引っ張りだこの人気者なのです!
サクソフォンの種類
アドルフ・サックスさんは発明当時、複数のサイズのサクソフォンをつくっていました。
高い音の出るサイズから低い音の出るサイズまで、その数なんと14種類!
ですが、現在おもに使用されているのは6種類で
高い音程順に、
ソプラニーノ、ソプラノ、アルト、テナー、バリトン、バス。
「これからサクソフォン始めます」という方は中でも最もよく使われる4種類を知っていれば十分です!
簡単に主要の4種類をご紹介します!
この中でも初めて手にする1本はアルトかテナーが多いのではないでしょうか。
〈アルト・サクソフォン/Alto Saxophone〉
サックスの中でも基本となるのがアルトサックス。
吹奏楽ではソロをもらえることが多くて大目立ち間違いなし!!
〈テナー・サクソフォン/Tenor Saxophone〉
アルトに比べひと回り大きなこの子はテナーサックス。
ハーモニーのかなめ!テナーがうまいと全体がうまく聴こえるぞ!
〈ソプラノ・サクソフォン/Soprano Saxophone〉
4本の中では一番高い音域のソプラノサックス。
アンサンブルで大活躍!クァルテットのリーダー的存在だ!
〈バリトン・サクソフォン/Baritone Saxophone〉
ひときわ大きいのがバリトンサックス。
上の3本を支える縁の下の力持ち。大事な低音を一身に担当。重たいぞ!
ここでは掘り下げませんが、ソプラニーノやバスはサックスオーケストラ等の大きな編成で使うことが多いので、サックスを専門的に勉強するようになったらお世話になるかもしれませんね(^^)
価格の違いは何が違うの?
アルトサックスという括りの中でもいろんなメーカーでさまざまなモデルがありますので、
「パッと見は同じに見えるけど、何が違うの?」
と疑問に思う方もいらっしゃるとおもいます。
それはズバリ、『素材』と『職人さんの技術』です。
もっと言うと、職人さんの技術や手間が楽器の価格差の大部分になります。
サクソフォンに限らず管楽器には、ほぼほぼ機械で作っている機種もあれば、最初から最後までハンドメイドで作られている機種もあります。
また、素材によっては加工しずらいものもあり、職人さんの作業が大変になる分コストがかかります。
すごい大雑把ですが、
楽器の値段 = 材料 + 職人さんの仕事っぷり(生産技術)
というわけなのです。すごい大雑把ですがっ!!
良い音が出る楽器ほど、職人さんが頑張っているんですね!
そして、楽器購入を検討する時に注意していただきたいのが
【安い楽器=初心者用 高い楽器=上級者・プロ用 ではありません!】
楽器を始めたばっかりであっても上位機種の良さは十分体感できます。
わかりやすく言うと、良い楽器は①吹きやすくて②いい音がして③大きな音が出せます。この違いは楽器を始めて1か月もすれば学生さんでも判断できると思います。
もしわからなくてもお店のスタッフに吹いてもらえば、客観的に聞けるので音の大きさや音色の違いが分かりやすいですよ(^^)
あとがき
いかがでしたでしょうか?
新入部員さんをはじめ、サックス吹きの方のお役に少しでも立ててたら嬉しいです(^^)
価格の違いも少しお話しましたが、何が違うのかは実際に吹いて体感してみないとわからないと思いますので是非セントラル楽器へご試奏にいらしてください!🎷🎷
もちろんご試奏いただくだけでも大丈夫ですのでお気軽にお電話ください☎
ご試奏は予約優先とさせていただいております。
↓ ↓ ↓
そして!
もっとサックスのことを知りたいよ~。というかたは是非〈Vol.2〉も読んでみてください(^^)/
~サックスぷろふぃーるまとめ~
名前:サックス/Sax(サクソフォン/Saxophone)
名前の由来:サックスさんという人が作ったから。
誕生年:1840年代 他の吹奏楽器に比べてとても新しい楽器です。
発明者:アドルフ・サックス(ベルギーの人)
特技:クラシックはもちろんジャズやポップスまでなんでもござれ!
種類:よく使われる主な4種 ソプラノ・アルト・テナー・バリトン