「思いをつなぎ未来へ紡ぐ ハマの修理人」
横浜市の公式広報テレビ番組である「ハマナビ」にて当社リペアセンターが紹介されました。
テレビ放送は神奈川ローカルでしたが、オンラインでの見逃し配信がはじまっています。全国の皆様ぜひご覧ください。
テレビ神奈川 2022年3月5日土曜日放送「思いをつなぎ未来へ紡ぐ ハマの修理人」
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今回は「SDGs・持続可能な開発目標の達成」に向けた取り組みの一環として、ものを大切に長く使うことの重要性が増す中、横浜市内の「修理の達人」としてご紹介いただきました。せっかくですのでセントラル楽器全体としての取り組みも紹介したいと思います。
番組でも紹介されたリペアセンターには複数の技術者が常駐しており、楽器の状態を維持するメンテナンス、故障の修理、販売する楽器のチェックや中古楽器の整備などの作業にあたっています。また、様々な楽器メーカーの技術講習を受講したり、メーカーの認定グレード試験に挑戦したりと、各々の技術向上に努めています。
大切な楽器が壊れないように普段からお手入れをし、もし壊れてしまっても直して長く使いたいですね。管楽器専門店の技術者集団がお手伝いをします。
販売面では、鉛フリーハンダや森林資源保護のための新素材を利用した楽器の紹介、再生材料を利用した梱包材の利用、店内設備の省エネ化などを行っています。大企業と違って私たちにできることは少ないかもしれませんが、時代に即して自分たちにできる小さなことから取り組んでいます。修理と販売の両面から環境負荷の低減に加えて、音楽教育のサポートを通じて教育文化面から公共インフラにも貢献したいと思っています。
楽器の売場やリペアセンターに併設のカフェ・ブルームへご来店されるお客様にもプラスチック製ショッピングバッグ利用削減にご協力をいただいており、ショッピングバッグ自体もエコ素材のものをご用意しております。
カフェ・ブルームではアイスドリンク用のプラスチック製ストローを廃止してマドラーをご用意、カトラリーはリサイクル素材のものを利用しています。
リユースの一環として、セントラル楽器では古物営業許可を得て楽器の買取を行っています。不要になったら捨てるのではなく、必要な人へ。自宅に眠っている楽器があれば当店のサービスをお役立てください。
買い取らせていただいた大切な楽器はリペアセンターの技術者が必要な清掃、修理、再生、調整を行ったうえで新たなユーザー様へ販売いたします。
再生可能な資源については可能な限りリサイクルを目指しています。例えば、廃棄せざるをえない修理不可能な金属製の楽器や部品などは金属リサイクル業者に引き取っていただいています。楽器の金属材料の多くは真鍮(銅と亜鉛の合金)、銅、鉄、ニッケルといった汎用性の高いベースメタル素材ですので、きっといろいろな製品に生まれ変わっていることでしょう。
SDGsは2015年に採択された開発目標ですが、それに先立つ2005年には「MOTTAINAI(もったいない)」という言葉が世界共通語として提唱されました。Reduce(ゴミ削減)、Reuse(再利用)、Recycle(再資源化)に、Respect(限りある地球資源に対する尊敬の念)を加えた日本古来の考え方です。直訳できない言語も多いなか、こういった気持ちを世界で共有できることは素敵です。皆の思いをつなぎ、平和で豊かな未来へ紡いでいきたいですね。